猫学生のころ、猫を飼っていた。といっても、元は野良猫。自由気ままな半野良生活。 気が向いたらやってきて、ご飯を食べてゴロゴロしてた。 名前は「うしまる」 白に黒のぶち模様(牛模様?)だったので、「うしわかまる」と名づけたが 呼びにくいので「うしまる」になった。 外に出たいとき・家に入りたいときは、窓のところで鳴き続ける。 早朝であろうが深夜であろうがお構いなしだ。 深夜に外に出たいときは、人が寝てるそばで鳴き続ける。 目が開いたら、すぐに窓のそばに行って鳴いていた。 当時はクーラーがなく、夏はあまり家にいなかったが 冬になると、家に入り浸っていた。 他の家猫がそうであるように、うしまるもまた、コタツが大好きだった。 私がコタツに足を入れると、よく足を噛まれたもんだ。 猫のオナラは臭い。 コタツの中でオナラをすると、とてつもなく臭い。 本人(本猫?)も臭いのだろうか、コタツでオナラをすると、コタツから出てくる。 それも、人が入っているところから出てくる。 「あれ?うしまる、どしたん?」と思った瞬間、クッサー!!! こんなこともしばしば。 うしまるはとてもふてぶてしというか…警戒心のない猫だった。 普段は毛布を敷いた段ボールのなかで寝ていたのだが 熟睡してるときは、真横で掃除機をかけても起きない。 持ち上げても起きない。 持ち上げたあと床におくと、そのまま崩れるように寝てしまう。 半野良とはいえ…それでいいのか? 飼いはじめて1年半が過ぎた頃、他に良い家を見つけたのか、あまり家に来なくなった。 あれからもう10年。 やっぱり…もう死んでるだろうなぁ。 |