2580690 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

カワセミのつれづれ日記

カワセミのつれづれ日記

学生のころ、猫を飼っていた。
といっても、元は野良猫。自由気ままな半野良生活。
気が向いたらやってきて、ご飯を食べてゴロゴロしてた。

名前は「うしまる」
白に黒のぶち模様(牛模様?)だったので、「うしわかまる」と名づけたが
呼びにくいので「うしまる」になった。

外に出たいとき・家に入りたいときは、窓のところで鳴き続ける。
早朝であろうが深夜であろうがお構いなしだ。
深夜に外に出たいときは、人が寝てるそばで鳴き続ける。
目が開いたら、すぐに窓のそばに行って鳴いていた。

当時はクーラーがなく、夏はあまり家にいなかったが
冬になると、家に入り浸っていた。
他の家猫がそうであるように、うしまるもまた、コタツが大好きだった。
私がコタツに足を入れると、よく足を噛まれたもんだ。

猫のオナラは臭い。
コタツの中でオナラをすると、とてつもなく臭い。
本人(本猫?)も臭いのだろうか、コタツでオナラをすると、コタツから出てくる。
それも、人が入っているところから出てくる。
「あれ?うしまる、どしたん?」と思った瞬間、クッサー!!!
こんなこともしばしば。

うしまるはとてもふてぶてしというか…警戒心のない猫だった。
普段は毛布を敷いた段ボールのなかで寝ていたのだが
熟睡してるときは、真横で掃除機をかけても起きない。
持ち上げても起きない。
持ち上げたあと床におくと、そのまま崩れるように寝てしまう。
半野良とはいえ…それでいいのか?

飼いはじめて1年半が過ぎた頃、他に良い家を見つけたのか、あまり家に来なくなった。

あれからもう10年。
やっぱり…もう死んでるだろうなぁ。


© Rakuten Group, Inc.